(れい・り・あみーち・え・とぅっと・いる・れすと)
2000年頃にイタリアへ行った友人に買ってきてもらったものです。ネットが常時接続環境になる前は、iTunesでこればっかり聴いてました。「Laura non c'e`(らうら・のん・ちぇ)」「Sei grande(せい・ぐらんで)」「Vivere senza te(う゛ぃーう゛ぇれ・せんつぁ・て)」「Di piu`(でぃ・ぴゅー)」など、ネックの代表曲がいっぱい入ってます。
私は3曲目の「Restiamo qui(れすてぃやーも・くい)」が好きです。
in due
(いん・どぅーえ)
2001年にイタリアへ行った時、時間のないところ、探して買った1枚がこれ。家に帰ってきて開けたら、歌詞本など中身が全部スペイン語で書いてあって愕然としたものの、曲はちゃんとイタリア語で歌われていたので、あ〜良かった〜と胸をなで下ろした思い出があります。(改めて見ると、中身の歌詞本はDennisのアルバム『dennis』に負けず劣らず、ネックのカッコ良い写真が満載です)
1曲目の「Se io non avessi te(せ・いお・のなう゛ぇっし・て)」は、私の好きなイタリアポップス10本の指に入ります。なかなか壮大な愛のメッセージが、軽快な音楽に乗せて歌われています。
Le cose da difendere
(れ・こーぜ・だ・でぃふぇんでれ)
これは初めて日本(新宿のHMV)で買ったイタリアCDではないかと思います。しかしiTunesに取り込んだら、曲名表示が全部スペイン語で出てきて、「スペイン語版買っちゃったのかしら〜!?」と慌てましたが、中身はちゃんとイタリア語で歌われていて、こちらも一安心しました。(これはスペイン語圏販売盤だったようです。他の外国語バージョンを出している歌手のCDを購入する場合は気をつけましょう)
Laura Pausini(らうら・ぱうじーに)がコーラスを入れている「Sei solo tu(せい・そーろ・とぅ)」が有名ですが、私が好きなのは8曲目の「Labirinto(らびりんと)」です。
(ちぇんとうんでぃち)
2004年3月末にHMVの通信販売で購入したものです。インターネットラジオで聴いて心を奪われた「Sere nere(せーれ・ねーれ)」を手に入れたくて買いました。
その他では「Centoundici(ちぇんとうんでぃち)」「Perverso(ぺるう゛ぇるそ)」「Temple Bar(てんぷる・ばー)」「Non me lo so spiegare(のん・め・ろ・そ・すぴえがーれ)」「Chi non ha talento insegna(き・のな・たれんと・いんせーにゃ」)が好きでiPodに入れて聴いています。
このCD本体には、手書き文字とアンジェロ・ペルッツィ氏(元サッカーイタリア代表のゴールキーパー)似のネズミ男?が描いてありますが、これってティツィアーノの直筆なんだろうなぁ…と私は思っています。
Rosso Relativo
(ろっそ・れらてぃーう゛ぉ)
2004年4月末にHMVの通信販売で購入したものです。昔スカパーに加入していた時に、デジタルラジオというチャンネルで、沢山のイタリアポップスをMDに録音して聴いていたのですが、その中に「Rosso Relativo」があり、お気に入り曲の一つではありました。 もあさんの掲示板に参加し始めたら、ティツィアーノの話題に花が咲くようになり、『111』を購入した後、すぐにファーストアルバムであるこちらも購入することになりました。
私は「Rosso Relativo」の他には、「Le cose che non dici(れ・こーぜ・け・のん・でぃーち)」「Imbranato(いんぶらなーと)」が好きです。前2者のビデオクリップは、ティツィアーノのダンスが堪能でき、素直に"カッコいい"作品となっています。「Imbranato」はTizianistaからの支持も多い、愛の苦しさと切なさが詰め込まれた曲です。
(り・あもーり・そーの・いん・のい --さんれも・えでぃしょん)
このジャンニ・フィオレッリーノを知ったのは、スカパーのデジタルラジオを録り貯めたMDを聴いていた時でした。通勤途中に何気なく聴いていたら、誰の曲だか分からないけど、かなりの"歌の上手さ"が耳に飛び込んできて驚いてしまったのです。その曲がこのアルバムに収録されている「Sto bene dentro(すと・べーね・でんとろ)」でした。
その後しばらくしてからHMVでCDを注文してみたのですが、これがなかなか届きません。このアルバムには『Gli amori sono in noi』と、同じタイトルの『サンレモエディション』という盤があり、私が注文したのは前者でした。後者は"24時間以内に発送"商品だったのですが、通常盤と何が違うのか分からなかったのでやめたのです。
そうして1年くらい経った頃、もあさんの掲示板で「サンレモエディションって何が違うんですか?」と質問してみたところ、もあさんから「前に出してたアルバムに、サンレモ音楽祭で歌った曲を追加して出した盤で、前の盤は生産中止になっちゃうことが多い」と教えて頂き、即、通常盤の注文をキャンセルし、サンレモエディション盤を改めて注文し、入手することが出来ました。
同じナポリ出身のGigi D'alessio(じじ・だれっしょ)に声や歌い方が似ていると言われますが、ジャンニの方がちょと声が高めです。というのも彼、1982年4月3日生まれとまだかなりヤングなのです。それなのに歌は激しく上手いし、ピアノも上手いし(このCDに収録されている「Clochard」は、彼のピアノ演奏のみの曲となっています)、ギターも上手いし、行く末が楽しみというか恐ろしいくらいです。
私がiPodに入れて聴いているのは「Bastava un niente(ばすたーう゛ぁ・うん・にえんて)」「Mi piaci come sei(み・ぴあーち・こめ・せい)」「Sto bene dentro」「Ricomincerei(りこみんちぇれい)」です。「Ricomincerei」は2002年(第52回)、「Bastava un niente」は2003年(第53回)のサンレモ音楽祭出場曲です。 ジャンニ・フィオレッリーノのオフィシャルサイト
Passion
(ぱっしょん)
大好きなジャンニの、待望の新アルバムです。2005年6月にイタリアのNannucciのネット通販で購入しました。
2.「Amor amor(あもーる・あもーる)」、4.「Sexy(せくすぃー)」や8.「Besame(べさめ)」などはラテンアメリカな雰囲気、1.「Maria(まりあ)」や7.「We are not alone」は北アメリカ意識なのか、ジャンニの特長を活かした、清く正しいイタリアの正当派且つ感動的な曲があまり見られず、個人的には残念です。前作『Gli amori sono in noi』を超えるアルバムとは言えません。でも、相変わらず声の美しさ、歌の上手さは健在なので、その部分は安心しています。
この文章を書いていて気が付きましたが、3.「E` successo ancora a me(え・すっちぇっそ・あんこーら・あ・め)」は、フィーチャリングDodi Battaglia(どでぃ・ばったりあ)なんですね。
(らっこんてぃ...でぃ・う゛ぃーた)
ジャンニの初期のアルバムです。上の2アルバムから集めた曲に、新曲が3つ併せ収録されている、ナポリ時代のベスト版とでもいいましょうか。初期のジャンニの曲を知るのにはちょうど良い1枚かもしれません。CDには2003年と書いてありますが、『Futurosemplice』(2000年)と『Gli amori sono in noi』(20003年)の間に発表したアルバムでしょう。
(でんにす)
Video Italiaで月曜日から土曜日の帯番組『Insieme a Dennis(いんしえーめ・あ・でんにす)』を持つデンニスの、2002年に発売されたファーストアルバムです。私が購入したのは2004年8月中旬で、Video Italiaを観て気になっていたデンニスのCDが、HMVの通信販売で確か"24時間以内に発送"商品として出ていたので注文し、すぐに入手することが出来ました。あまりメジャーじゃない歌手ですから、在庫があることに驚きました。
私の持っている物はディジパック使用で、デンニスの写真集のような小冊子にCDがくっついています。都会的にエンポリオ・アルマーニでキメキメのデンニスの写真がいっぱいですヨ!!
彼はSaranno famosi(さらんの・ふぁもーじ)というテレビ番組の歌手部門優勝者としてデビューしたようです。そのためか、ファーストアルバムにも関わらず、Michele Zarrillo(みけーれ・ざっりっろ)やMango(まんご)などの大御所や、第54回サンレモ音楽祭に出場したStefano Picchi(すてーふぁの・ぴっき)が詞や曲を提供しています。
その容姿から軽薄なR&Bなど歌うようにも見えますが、実際は堅実且つ誠実な歌い方で好感が持てます。「Mi manchi da morire(み・まんき・だ・もりーれ)」は、イタリアポップスファンなら鼻歌レベルで口ずさみたい1曲です。
(あっりーう゛ぃ・え・ぱるてんつぁ)
2005年3月にイタリアのNannucciからネット通販で買いました。
おそらくNeffaが、B-BOY(ラッパー)からポップスへ路線変更した、初めてのアルバムではないでしょうか。ビデオクリップがコミカルな、「La mia signorina(ら・みあ・しにょりーな)」「Alla fermata(あっら・ふぇるまーた)」が収録されています。
歌詞カードの最後に、ネッファが"un vero signore napoletano di altri tempi"と称える、彼の父・ジュゼッペさん作と思われる、ナポリ方言で書かれた詩が掲載されています。
また、タイトル曲の「Arrivi e partenza」を初め、数曲がネッファ作のインストゥルメンタルとなっており、アルバム全体を通して聴くにも良いものとなっています。
I messaggeri della dopa
(い・めっさっじぇーり・でっら・どーぱ)
2005年3月にイタリアのNannucciからネット通販で買いました。(10ユーロ)
NeffaのB-BOY(ラッパー)時代のアルバムです。曲自体は、全く自分の好みでないので普段は聴いていませんが、同じジャンルの他の曲と比べて、ネッファが歌っているからかスタイリッシュな感じがします。
デンニスの番組「insieme a dennis(いんしえーめ・あ・でんにす)」で偶然観たビデオクリップは、このアルバムに収められている「Aspettando il sole(あすぺったんど・いる・そーれ)」という曲でした。
(のん・ぴあんじぇれ)シングル
2005年6月にイタリアのNannucciからネット通販で買いました。
Video Italiaで、頻繁にビデオクリップが流れていた「Non piangere」。しっとりとして哀しげなメロディーと歌詞にひかれて購入しました。全2曲で、もう1曲は「L'eco di te(れこー・でぃ・て)」です。
以前は「ティツィアーノ・フェッロのクローンだ」などという評価を聞いたことのある彼ですが、この「Non piangere」にはそんな趣は一切なく、アコースティックギターを自ら弾きながらしっとり歌っています。サビの歌詞が、心に染み入ります(一部よく分かってないけど)。
(ぺる・あう゛ぇるてぃ)
2005年8月にナポリのMusicanapoletanaからネット通販で買いました。CDとライブ映像が収録されたDVDのセットで、ディジパック仕様となっています。
Video Italiaで流れていた「A modo mio(あ・もーど・みお)」を歌っている映像を観て、イタリアらしい、素晴らしい歌唱力に引きつけられていたら、やはりナポリ出身の歌手でした。
CDもDVDも、歌が上手すぎて、逆につかみ所がない感じがしてしまうくらいです。歌の意味は全く分からないのですが、ナポリ方言の曲は、さすが貫禄があって、これぞナポリ!!といった感じが(私でも)しました。こういう歌手がいると思うと、イタリアの歌謡界は本当に頼もしいですね。